箱根『天成園』へ日帰り温泉

「温泉が大好きな母を連れて行ってあげたいけれど、僕は息子なので代わりにはいってもらえますか?」と問い合わせをいただきました。
即答で「もちろんです!裸のお付き合いをいたします^-^」とお伝えすると、他の自費サービスで「水着などで介助でしたら可能ですが、裸となるとお断りいたします。貸切風呂をお願いいたします。」と断られてしまったそうです。露天風呂に入らせてあげたいというのがご希望で貸切風呂だと小さいお部屋になってしまうそうで一度は諦めたそうです。
よかったです、ダメもとでご連絡いただけて^-^
現地集合で当日初めてお会いするお母様。
とても楽しみにしてくださっていて笑顔で「もう、10年ぶりくらいよ!本当に入ってくれるの?フラフラだし、迷惑かけちゃうわよ」と。もう、抱きしめてさしあげたかったです。
サポート内容は、「更衣見守り&介助」「歩行介助」「洗身、洗髪介助」「入浴見守り」「水分補給」です。 実は私は長風呂ができず、そんなに長風呂はなさらないだろうと思っていたのですが、なんと強い心臓をお持ちで^-^長いんです!長風呂なんです!そして、すべての露天風呂に入り、内風呂にも入り。
私は湯タコのようになり、途中からは半身浴に切り替え見守り。
どんどんお母様のお身体が心配になり、湯あたりや心臓や脱水症状や色々な事を考えている間に「もう全部入ったから満足!」と大満足な笑顔を見せて下さり、退浴。
1時間後にロビーで待ち合わせをした息子様、私たちは着替えながらぺちゃくちゃぺちゃくちゃしゃべりながら楽しんでしまい、30分も遅刻。遠くから息子さんが心配そうに駆けつけて「トラブルですか?」と私が遅刻したことを謝罪しようとしたところお母様が「一か月に一回は連れてきて!」と!!
入浴介助は、
『施設内の浴室』はすべての設備が整っていて危険個所が少なくスムーズに入浴できます。
『ご自宅の浴室』もご本人が慣れている場所でもあり、作業スペースは少ないもののそこまで危険個所が多い訳でもありません。
『温泉施設、露天風呂』などは、広いスペースに手すりもなくタイルもとても滑ります。またご本人様がそのスペースに慣れていなく危険個所だらけです。
介助者も下見が可能な場所はいたしますが、慣れていない場所になります。しかしどのあたりが一番力が抜けやすいか、滑りやすいか、めまいを起こしやすい場所かなどそういった面では経験者です。
無理をせず、入浴の場合はご相談下さい!!